つくしについて ※(筆者が原文を元に修正をした分です)                                                 業界のフォーカスマン  私はいつも、つくしを愛読しています。 いつものごとき、IW先生に「青年よ、つくしはまだか」と聞くと「お前のところにはやらないよ」とふざけたようで楽しい返事が返ってきます。  又、同じようにSW先生に聞くと、「これから〇〇しますよ」とか「〇〇しているところですよ」といった返事が返ってくるのです。  なぜ、そんなやり取りが始まったのかというと、つくしを読んでいるうちに発行されるが楽しみになってきて、いつの間にか中毒といおうか、私の習慣の一つになっているのです。  第一作のつくしを読んだ時、こんなにすばらしくまとまった一級の学園月刊誌は初めてだ、中途半端で終わらなければいいなと思いました。  そんなことを考えつつあっという間に誠明の名物の一つになっていたと思ったら、東京中の人間が知っている訳です。  その中で、思い出深い話と言えば、TV東京が取材に来て、いつもなにげなくやっているシーンが出て来て、その時、 レポーターの方がつくしのある一ページが読まれているシーンが出て来て、自分の条件反射的な生活をつきつめられたことを覚えています。  その時思わずアッと思うようなことにも気付きました。  それは、自分の生活と、つくしと、自分が好きなさだまさしのピアニッシモの歌詞の一句とピッタリ合ったことには本当に驚いています。  私は、誠明の業界であれば誰もがご存じな人物です。 つくしという本のことは、タバコや酒や麻薬のように毎月、かかさずに読んでいます。  これを読んでいると、怒るかも知れないが、KIが少年院へ行った事実も、これで知った訳であります。  その時の心境は、後になって判ったのですが、KIとは、小学部からのつきあいでMA先生が言う通りでカワイかったといおうか、ガキ大将といおうか、ボス=兄貴のような気がしました。  三年に入り、クラスは別れ、寮の方では古株の私も同じように沢山の不安を抱いている時に六月のつくしを見た時アッとおどろいていた矢先にトンズラをし、結果としては少年院へ行ってしまった訳であります。  そのことをリアルに伝達をしていた事が頭の中に深く焼きついています。  つくしについて思っているイメージは、明るくて読みやすいことです。 最近では、ワードプロセッサーやコピーなどでペンを使う代わりに機械が全てをやってのける時代にもかかわらず、手書きをしている事には、本当におどろくばかりです。  今回、このようにして、貴重な二頁を借りて書かせていただけることは、本当にうれしいと思います。  実を言うと、以前からMA先生が「つくしに載せないか」という話が私にあり、ウソかホントかと疑いつつ考えているうちに自分と同じクラスで、アダ名は「タコ・社長」とつくしの誇るべき編集長をやっているYOに「ホントにいいのか、きたない字で」と言いつつ聞いた所、気前よく「いいよ」と返事が帰ってきたのでうれしくペンを取ることにしました。  最初にどんな事を書こうかなぁと迷っているうちにタイトルも題名に合わせてみようということにして、「つくし」としました。  自分としては、8寮の名物の大事な二頁を頂くことができて、本当にうれしく誠に、御礼申し上げる次第です。  これからも「つくし」の発展を祈っています。  どんどんおもしろいことを、手書きで続けて下さい。   お願い    このつくしには、多くの人の手がかかっています。    気持ちよく読んであげて下さい。    この話についての感想を著者にお寄せ下さい。